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INTERVEW no.1 株式会社ベイクルーズ 杉村社長

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現在SRLでは『JOURNAL STANDARD』『B.C STOCK』をはじめ、15店舗のベイクルーズブランドの運営を行っています。
その株式会社ベイクルーズの代表取締役CEO 杉村社長にSRLへの率直な感想を伺いました。


株式会社ベイクルーズ
代表取締役CEO 杉村茂 様

ーSRLへ店舗運営を依頼しようと思ったきっかけを教えて下さい。
今から12年前、Spick&span JOURNALSTANDARD鳥栖プレミアムアウトレット店の出店がきっかけでしたね。
正直、それまで販売代行会社に依頼した経験から、その業態(販売代行)に良いイメージを持っていなかったんですよね。
ただその時、新田さん(SRL代表取締役)に会い、話していく中で「なんとかします」という熱い気持ちが伝わってきたのが
強く印象に残っています。
また何よりベイクルーズの商品を好きでいてくれた。それが伝わってきた。
会社のトップの人がうちの商品を理解してくれているか、熱力があるかどうかはとても大事だと思うんですよね。
なんとかする。という気持ちと、うちの服のファンであってくれたこと、それを感じたことがSRLさんとのはじまりだったと思います。

そして実際に運営をお願いするようになったのですが、佐賀県の鳥栖プレミアムアウトレットという施設には初出店。
売上もあまり読めない状況でした。
しかし、いざオープンを迎えると40坪位の小さなお店でしたが、外までレジを待つ人であふれる程の盛況ぶりでした。
営業時間終了までその状態が続いたことを今でも覚えています。

ー初出店から12年。現在は15店舗をお任せいただいています。長くお付き合いさせていただいている理由は何でしょうか?
まず1番は結果を出していただいているということが大きいです。
他の代行会社さんと比べた時に「運営力」や「結果を出す」という部分が特出していますよね。
あとは何かアクシデントがあった時の対応。店舗運営する中で様々な問題が必ず発生します。
そのような問題が発生しても、新田社長が九州からすぐに飛んできてくれて。SRLさんの対応はとても真摯で一生懸命。
「ああ、この会社は信頼出来るな」と強く感じましたし、その想いは今でも変わっていません。

ーSRLのスタッフの印象を教えてください。
まず第一に、全パートナーに挨拶が徹底されている。本当にすごいですよね。
初めて会う方でもすぐに自分に気付いて声を掛けてくれる、その気付く力には驚かされます。
そして一人が気付いて挨拶してくれると、必ず他の人も挨拶に来てくれる。
挨拶や礼儀正しさという部分は特に徹底されているなと感じます。
あとは、出来ないことではなく、出来ることを考えてくれているんだろうなと感じますね。
例えば、少しハードルの高いことを言った時、出来ない理由を挙げるのではなく、
どうしたら出来るのか。という部分を意識して考えてくれている印象があります。
きっと社内でもそのように教えられているのだろうなと。

そして、現状を隠そうとしない。私が店舗に足を運んだ際に、自分たちのいつも通りの運営をして、接客をして、
その上で私に「気になるところはありましたか?」と聞いてきてくれる。指摘すればそこがすぐに改善される。
普段の運営を決して隠そうとせず、指摘を受け止め、改善していく真摯な姿は印象的ですね。

ー杉村さんが考える今後のアパレルの展望等も伺いたいのですが、どうお考えですか。
ECが伸びると言っても、見る楽しさや選ぶ楽しさは必ずあり、これからもリアル店舗の存在って大きいと思うんですよね。
ただ、今まで通り行ってもすぐに飽きられてしまうのは確か。
だからこそ、ベイクルーズでもBC STOCK滋賀竜王店のように今までになかったような新しい空間の演出や提案を行っていってます。
そして一つでもお客様に「面白い!」と思われる仕組みを作っていくことを大切にしています。
また、見た目だけではなく何よりお客様との接点の持ち方、パートナーひとりひとりの行動が今まで以上に大切になってくると思いますね。
そこは今後ECが伸びようと、最も大切なことだと思います。

ー最後に、今後SRLに求めるものとは何か、教えてください。
共に仕事する中で、信頼関係が築かれていると思うんですよね。
何かあればSRLさんからも提案してもらえるし、うちもお願いするし。
その仕事のスタンスを持ったSRLさんを常にキープしてほしい。
自分たちと対等に話し合えるスタッフを継続的に育成していって、その精神を引き継いでいってほしい。

また、うちがお願いした目標値をクリアしてもらって、プラスαでフィードバックや耳が痛くなるような内容であっても
指摘いただけると嬉しいですね。
SRLさんからのその指摘を元に改善して良くなれば、さらに信頼感が増して、互いにとって良い効果をもたらすことができると思います。
この2つは、これからも継続してお願いしたいと思います。

アパレルはまだどこか若い人の為の仕事、という認識があります。
その認識を無くしたいし、変えていきたい。
25歳の時の服、15年後の40歳になった時、着る服は変わるから、その時に着たくなる服を作っていきたい。
60歳の人を見て、私も年取ったら「ああなりたいな」と思える未来を見せてあげたい。
そのために、何か創り上げられなければならない。将来を見せてあげたい。
歳を重ねていってこんな仕事も出来る。こんな生活があるっていう部分を見せていきたいですよね。
そんな未来をみなさんと一緒に創り上げていきたいですね。